世界的にも有名なシドニーの花火。新年が明けると同時にもの凄い数の花火が上がります。
日本の物静かな幕開けとは違うシドニーらしい新年の始まりまです。
もし年末年始にかけてシドニーにくるなら12月31日のニューイヤー花火は絶対に見逃せません。
世界的には日本の花火の技術は一番といいますよね。
本当にそのとおりなのですが、このニューイヤーの花火に関しては日本人でもびっくりさせられること間違いません。
基本的に日本の花火とは特徴が違うのです。新しい年明けになったと同時に約10分間、花火が次々連続して上がりっぱなし。
10分間って結構長いんですよね。しかも一箇所だけでなく、7箇所から次々とあがっていくのでダイナミックの極まりです。
シドニーのカウントダウン花火が世界的に有名なのもうなずけます。
シドニーの年末の花火は、年明けの瞬間だけでなく、その3時間前の夜9時ごろにもハーバーブリッジからあがります。
本格的に始まる前の余興という感じですね。
勿論年明けカウントダウンの花火に比べると小規模ですが、こちらも十分に見ごたえがあるのでどうぞお見逃しなく!
まったりお酒でも飲みながらゆっくりと花火の時間を待つのがシドニーのやり方です。
シドニー大晦日の花火が見やすい場所
年末のシドニーのニューイヤー花火を見るのに便利なスポットを地図上にまとめておきました。
花火を見る場所を選ぶのに重要なのは、距離、お酒の持込が可能か、人の多さなどがあります。 人ごみが特に苦にならない人は近い場所で見ちゃいましょう。
何気に大事なのがお酒持ち込みが可能かどうか。 お酒をいちいち買うとかなり高くつくのでできれば自分たちで持って行きましょうね。
また、この地図に表示されているスポットが花火が見える全てのスポットではありませんので別の場所でも見ることはできますよ。
(A)ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Head
(B)ミルソンズ・ポイント/Milsons Point Bradfield Park
(C)クレモーン・ポイント/Cremorne Point
(D)マクマホンポイント/Blues Point Reserve, McMahons Point
(E)シドニーオペラハウス/Sydney Opera House
(F)ポイントパイパー/Duff Reserve, Point Piper
(G)ミセスマッコーリーポイント/Mrs Macquaries Point
(H)ピアモントパーク/Pyrmont Point Park
シドニー花火をブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headで見る(上の地図のA)
シドニーの花火を見るの上で大事な要素が場所。 どこから見るかで全然見え方が違うのでここは入念に計画を立てましょう。 まぁいう人によって当然オススメの場所は違うんだけど、 当サイトが自信を持ってオススメするのはブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Head(上の地図上のAの場所)。 ここはまず花火の眺めが最高です。5箇所の花火が上がるポイントちょうど一直線に見えるポイントなので、 同時に上がる花火をきれいに見ることができます。 さらに良い点は、年末の花火はどこも込むので場所取りに夕方4時くらいには行かなければなりません。 場所によっては炎天下(シドニーの年末はかなりの暑さです。)の中何もすることがなくひたすら時間をつぶすなんて事があるのですが、 ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headでは目の前がビーチなので暑くなったらすぐ海の中にジャンプイン! 泳いでは待ち、待っては泳いでと退屈しません。
ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headはそんなに大きい場所ではありません。 できれば、午後の4時くらいには到着して場所取りを済ませましょう。 時間がたつにつれて徐々に人は増えてきます。 のんび〜りお酒を飲んだり、読書したりしてゆったりした時間をすごして、暑くなってきたら水の中にじゃぽん。 出てきたらまたビールをグビリ。シドニーの夏を満喫しながらゆっくりと花火の時間を待ちましょう。
ただ、夕方の4時くらいから待つ人は日焼け対策はきちんとしてきましょうね。 あと、飲み物の販売はありませんので、予め自分で十分な水分を持ってきましょう。 食べ物も購入できるお店は近くにありませんので夕食等は事前にお弁当などで十分な量を持ってきてください。 お手洗いはトイレ施設と簡易トイレがきちんと用意されます。
シドニーの花火を待っていてさらに面白くなってくるのは日が沈みかけたころ。 ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headからみえる夕日が素晴らしく、
このころには周りのみんなは酔っ払ってテンションも高くなってきます。 『さ〜いよいよ今年も最後!花火まであと数時間ですね〜』と自然とわくわく感も高まります。 勿論、シドニー湾に沈む夕日の美しさもきちんと目に焼き付けてください。
キターーーーーー!!いよいよ年明けまで10分前! もうビーチで待っている人もみんな総立ち!みんな酔っ払っているから奇声を発している人も多くなってきました。 何故かシドニーなのにニュージーランド国歌を歌っている人も。まぁ世界的に有名な花火だから観光に来たのでしょうね。 つーか、俺が午後4時くらいから一生懸命場所取りしていたエリアももう踏みつけられて領域侵されまくり。まあいいか、年明けだし。。。あ〜また足踏まれた〜。。 な〜んてことを考えていたら、ハーバーブリッジに急に数字がともされました!その数字が『10』、『9』、『8』と一つずつ少なくなってきていよいよカウントダウン〜! 見ているみんなも『エイト』、『セブン』、『シックス』・・・なんて叫んでいます。 そしていよいよ『ゼロ』。・・・一瞬ちょっと間があって・・・・・・バババババババ〜ン!!!!けたましい爆音とともに真っ暗な夜の空に無数の花火が上がります。 『うわ〜これがシドニーのニューイヤー花火だ〜!すげ〜!』なんて思っているまもなくドンドンドンドン上がる花火。始めてみたときはそのスケールに圧倒されました。
シドニーの年末花火はとりあえず長い。これでもかっていうくらい上がる上がる。 どのくらい金かかってんだろうなぁ?、みんなこれ国民の税金からきてんのかなぁ?なんて事を考えさせられるくらい一気にかなりの量の花火が上がります。 その美しさは、個人的には日本のものより好きです。迫力が満点で小さな子供なんて泣き喚いたりしています。 既述ですが、ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headは5箇所の花火が見えるので右の写真のように5つの花火一直線にきれいに見えます。
さぁいよいよ花火もクライマックスを迎えたら『ハッピーニューイヤー』な〜んて周りの人にもいっちゃいましょう。 さて、『いやぁ〜今年はどんな年になるかなぁ。。。』なんての〜んびりと考えている暇はありません。 ブラッドリーズ・ヘッド/Bradleys Headだけではないのですが、 シドニーの花火を見るときに1番のトラブルは帰りの渋滞。 シドニー中の人が花火を見に来ているのでその混雑振りは半端でありません。 出来れば公共手段は使用せずに、徒歩で帰宅できれば最高です。 なので早く家やホテルに戻って休みたいと考えている人は、花火が終わったら感慨深い時間をとる前にさっさと会場を出ましょう。 勿論、折角なのでゆっくりしたいという人はずっとビーチに残って酒飲んで騒いでいるのも一興ですよ。