西オーストラリアの人気旅行先といえば、世界遺産に指定されているシャークベイ。 イルカが人の足元まで近寄ってくることで有名なモンキーマイヤー、真っ白な貝殻のビーチがずーっと続くシェルビーチ、35億年前の地球最古の生命体といわれるストロマトライトのあるハメリンプールなど、 シャークベイには見所がいっぱい。このエリアでは2泊ぐらいするのがいいと思います。
このページではシャークベイの旅行記をご紹介。
夜行のグレイハウンドに乗って、パースを夜の8時ごろ出発。朝にオーバーランダーでグレイハウンドのミニバンに乗り換えて、昼過ぎにようやくデナムに到着。 しかも目の前が海(写真→)!インド洋の海ってはじめて見たけど、噂のとおり波が穏やか。 ストロマトライトのあるハメリンプールに行きたいってYHAの受け付けで言うと、1日おきにツアーがあって、明日あるというので早速予約。 1日ツアーで1人50ドルぐらいだったと思う。その日はその後の旅の計画を立てたり、スーパーに買出しに行ったりしてのんびり過ごす。
デナムのYHAに宿泊したんだけど、ここが結構よかった。ここのYHAはシェルブロック(貝殻でできたブロック)でできる部分があって、プールも。 部屋にはキッチンが付いてた。
翌日朝、YHAの前にツアーのバンがお迎えにきてくれた。参加者は全部で5名。最初はシャークベイの東側にある丘から海を眺める。 所々、浅瀬にサメが泳いでるのが見える。オーストラリアの現地ツアーは説明がけっこうしっかりしてて好き。
その後、ハメリンプールへ。ここは35億年前の地球最古の生命体といわれるストロマトライトがあることで有名。 ストロマトライトってどんなの?って思ってたら、海岸沿いに黒い岩がずーっと見えて、どうやらこれがストロマトライトらしい。
ストロマトライトって地球上で初めて、酸素をつくった生物らしいけど、、、 なんかそんな風には見えないなあ。生物っていうのもいまいちピンとこない。黒い岩っていうか炭っていうか、思ってたのとはちょっと違った。
シャークベイの半島をバンで走る途中の風景。赤土のところもあったりして、その色が鮮やか。 途中、鳥がいっせいに飛んでったと思ったら、向こうの方でブッシュファイヤーがおこってた。初めてみたけど、ブッシュファイヤーって、やっぱ自然発火するんだ。
シャークベイの人気スポットのシェルビーチへ。入り口付近にあるシェルブロックが切り出された跡。 ブロックの貝殻は接着剤とかを使ったわけでなく、自然にくっついてるらしい。すごいぜ自然! この貝殻でできたブロックはデナムの教会や泊まったYHAの建物に、普通のブロックと同じように使われてた。
どこまでも真っ白な貝殻でできたビーチが続くシェルビーチ。貝殻が白いから眩しいのなんのって。 そんでもって貝殻ばっかだから、裸足になったり寝そべると痛いのなんおって。歩くと貝殻がザクザクって感じの音がする。
見よ!貝殻のみで、全く砂のない砂浜のアップ写真。貝殻の多いのはなくて、全部写真ぐらいの1センチもない真っ白なのばかり。 ツアーはこの後、地元の海洋センターに行って、夕方帰るなかなか充実した内容のツアーでした。
翌日はYHAから毎朝出てる送迎バスに乗ってモンキーマイヤーまで。夕方にお迎えが来るまで、1日中モンキーマイヤーで遊べるようになってる。 無料ってのがうれしい。シャークベイではデナムに宿泊してたので、モンキーマイヤーに来てちょっとびっくり。人、結構いっぱいいるし、なんかちょっとリゾートっぽい雰囲気。
モンキーマイヤーはなんといってもイルカ!!!イルカが人の足元まで寄ってくるってことで有名。確かに何匹もイルカが、波打ち際まで寄ってくるじゃあないですか。 こんな近くで見れるんだったら、ポートスティーブンスに行く必要なかったなあ、なんて思いながら、イルカの接近距離に浮かれて写真をめちゃくちゃ撮ってしまった。
イルカの写真取りまくったので、もういっちょイルカ。これぐらいイルカが接近してくるのは感動もの。 まあ、餌付けしてるっていえばそれまでなんですけどね。餌付けの時間にやって来て、終わったらさっさと帰っていく、 時間に正確なイルカ達。おりこう。
イルカがみんなの人気を集めるなか、ひっそりと準主役のようなペリカン。 ペリカンも隣りまで普通に近づいてくる。
ブッシュウォーキングコースがあったので行ってみることに。赤土が鮮やか。しかし暑い!暑すぎる!眩しい! 見た目はもう気にしないで、Tシャツを頭から被ってさらに帽子にサングラス姿。歩き出して10分で後悔。
暑い〜いいながら歩いてると、前方にエミュー出没。いきなり現れるからドラゴンクエストかと思った。 親子らしく、みんなで草を食べてた。エミューって結構強そう、襲われたら確実にやられるね。
ブッシュウォーキングの終点が海。きれー。波がなくて穏やか、水の透明度バッチリ。しかし暑い。